M君とサウナ(東中野アクア)にいく道すがら貸してもらう。
M君も俺ももうすぐ読み終わるということで、すぐにはサウナに向かわず、アクアの横のコインランドリーで読み終える。
序盤の児童書のところもよかったけれど、高校で本を読む親友と出会ってからが素晴らしい。本を読むこと喜びを友達と分かち合うこと、これに勝るものはない。本が指し示す価値観、倫理観との距離が自分と友人で違うことが分かるのも、とても素晴らしい経験だった。
高校時代、俺はHという友人と本の感想についてよく話していた。今はM君とそんな話をしている。
そういう人と出逢えたのはとても幸せなことだなと思う。心から思う。
サウナの中でM君『火のないところに煙は』をがなかなか面白いというので上がってから読み始める。