妹の入院の保証人になるべく、妹の住む街へ。

妹のところにも子供が生まれるのである。
なんと妻の出産予定日の3日後が妹の予定日なのだそうだ。
いとこが同い年というのはなんとなく楽しそうだ。

妹が結婚してから2人で会うという機会がめっきり減ったので2人で話すのが新鮮だった。
というか妹と2人きりで過ごしたとこなんて、ほとんどなかった。
仲は悪くはないと思うのだが、2人で飯を食べた記憶もない。
妹の近況を聞きながら、何年か前の正月に2人でスコセッシが撮ったローリング・ストーンズの映画を観に行ったことを思い出した。その時は、2人して途中で眠ってしまった。

妹夫婦は生まれてくる子供のために抱っこ紐やらベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッドなどを揃えているそうだ。うちはまだなにも買っていない。
しかし、ひとつひとつ買った商品の説明をきくうちに、ベビー用品にはガジェット的な面白さがあることを知る。
やたら高性能なベビーカー、多機能抱っこ紐、子供が大きくなると椅子に変形するベビーベッド……。俄然興味がでてくる。
しかし、妹夫婦とは世帯年収が倍近く違うので、我々にはとても手が届かないのであった。